図書館が遠くて利用しにくい場所に住んでいる住民に対して、図書館がやって来るサービス。たいていの場合、バスを改造した車に3000冊程度の本を積み込んで、定期的に巡回する。借りることも無い本を取り寄せることもできる。ブック・モービルやBMとも言う。
貸出期間を過ぎても図書館へ資料を返さないこと。長い間返さないと、電話やはがきで返却を催促される。
一般のお客さんが、自由に本棚から本を手にとって利用できる方式のこと。←→閉架
本の内容をあらわすキーワード。件名として決められた言葉がある。1冊の本にいくつもついていることがある。
→ISBN
本を書いた人。著者。
資料を調べるための図書や、各種辞書、事典類のこと。禁帯出のシールが貼られ貸し出しが出来ないことが多い
本のテーマをあらわす。1冊の本にいくつあっても良いが、分類記号を付ける時に使う必要性から、基本的に1冊1主題になっている。
本を出版しているところ。普通は「出版社」と言うが、実際は本を出しているのは会社とは限らず個人の場合もあるので、図書館では「出版者」と言う。
古い本や貸し出しのあまりない本、同じものが何冊かある本などをしまっておく倉庫。
図書館が資料を所有していると言うこと。
本の背表紙に貼ってあるシールに書かれている記号の総称。たいていの場合3段に分かれており、1番上の段が分類記号、2段目3段目が著者記号や巻次などの図書記号を表している。これらをまとめて請求記号という。
雑誌の破損、散逸などを防止するために、数冊をまとめて1冊の本のように製本した雑誌のこと。
ちなみに新刊雑誌など製本されていない雑誌のことを「未製本雑誌」という。
図書館同士で資料を借りたり、貸したりすること。例えば、A図書館で本を借りようと思ったがA図書館では所蔵していなかった時、その本を持っているB図書館からA図書館が借りてきて、それをA図書館が利用者に貸すことを言う。
新聞や雑誌のこと。日刊、週刊、月刊、季刊、年刊など定期的に出版されるものを指す。(不定期の物もある) 同じ題名で継続して出版されているが、○○文庫や××新書といったものは逐次刊行物とはいわない。逐刊(チッカン)と略して言うこともある。
日本の一般的な図書館の分類の基本となるもの。ものごとを10に分類し、その1つ1つをさらに10に分類していく。それを繰り返すことで、あらゆるテーマを分類しようというもの。現在、第10版。
書架上で本の背表紙を気の向くままにながめ読みしたり、特定の目的を持たずに本を手に取って中身を拾い読みしたりする行為。
本を分類するための記号。多くの図書館では『日本十進分類法(NDC)』をもとに分類している。基本的には3桁、細かく分ける図書館では5桁くらいになることもある。左から右に行くにしたがって細かくなっており、左から2桁くらいを知っているとたいていの本にたどり着ける。
書庫に本を置いてある方式。基本的に一般の利用者が自由に本を見ることはできない。OPACなどで読みたい本を調べてから、手続きをへて職員に本を持ってきてもらう。←→開架
本の大きさや種類が違うなどで、正規の棚に置けない場合に別の場所に置くこと。
例としては、郷土資料や参考図書、大型本、CDなどが正規の棚とは別の場所に置かれることが多い。
情報を伝える媒介となるもの。媒体。たとえば、活字・映像・音声・webなどはメディアである。
本人はもう子どもじゃないと思っているが、周りから見ると大人と呼ぶには早いような微妙な年代の世代を指す。具体的には12~18才ぐらい。児童書も読むが大人向けの本も読んだりするためヤングアダルト向けのコーナーを作っている図書館も多い。
読みたい本が図書館で所蔵はしているが、現在貸し出中の時、返却された本を確実に借りられるように取り置いてもらう制度を予約という。リクエスト、リザーブも同義語。
読みたい本が図書館で所蔵していない時、買ったり他館から借りたりしてそれを用意してもらう制度。
図書館における利用者サービスの一つ。利用者の意向に沿ったより良い情報を提供するためのお手伝。
自動貸し出し返却装置 カウンターで手続きしなくてもセルフで借りたい本の貸出、延長、返却の手続きができる機械
主に図書館で取り入れられているセキュリティシステム。貸出処理をしていない本を持ったまま出入口に設置されたゲートを通ると警告音が鳴るシステム
移動図書館のこと。「Book Mobil」の略
ISBNとは「International Standard Book Number(国際標準図書番号)」の略で、本を識別する国際的な記号。4つの部分に分かれる10桁の数字と記号からなる。最初のグループは地域を表す。日本は4。次のグループが出版者を表す。その次がその出版者内で出版された本を表す。最後のグループは誤りチェックのための数字か記号。1図書1記号が原則。日本では1981年から使われるようになった。
ISSNとは、「International Standard Serial Number(国際標準逐次刊行物番号)」の略で、定期刊行物、新聞や雑誌などの逐次刊行物を識別するために付与されるID番号のことを指す
Interlibrary-Loanの略称。 所蔵していない資料を他の図書館から借たり、論文の複写(有料)を取り寄せたりするサービス
日本十進分類法(Nippon Desimal Classification)の略称。
OPACとは、「Online Public Access Catalog」の略で、図書館で所蔵する資料の一覧をコンピュータで使えるようにしたもの。図書館で利用者用コンピュータを使って本を探すとき、実際に使っているのがOPAC。インターネット上で使えるようにしている図書館も多く、それはWebOPACという。
図書館司書になるには
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/index.htm