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<お役立ち情報>図書館用語集

2024.02.01

 

閲覧(えつらん)図書館にある資料を館内で利用すること。
延滞(えんたい)貸出期間を過ぎても図書館へ資料を返さないこと。長い間返さないと、電話やはがきで返却を催促される。
開架(かいか)一般の利用者が、自由に本棚から本を手にとって利用できる方式のこと。⇔閉架
学術リポジトリ英語の「リポジトリ(Repository)」は「倉庫、収納庫、貯蔵庫」といった意味。大学等の学術研究機関で生産された学術研究成果物を保存・公開することを目的としたシステムであり、オープンアクセス(研究成果を誰もがいつでも無料で利用できる)という考え方に沿って無料で公開するもの。
紀要(きよう)大学や研究機関などで定期的に刊行している研究論文集などのこと。
件名(けんめい)本の内容をあらわすキーワード。件名として決められた言葉がある。1冊の本にいくつもついていることがある。
作者(さくしゃ)本を書いた人。著者。
参考図書(さんこうとしょ)資料を調べるための図書や、各種辞書、事典類のこと。禁帯出のシールが貼られ貸し出しが出来ないことが多い。
主題(しゅだい)本のテーマをあらわす。1冊の本にいくつあっても良いが、分類記号を付ける時に使う必要性から、基本的に1冊1主題になっている。
出版者(しゅっぱんしゃ)本を出版しているところ。普通は「出版社」と言うが、実際は本を出しているのは会社とは限らず個人の場合もあるので、図書館では「出版者」という。
書架(しょか)本を置く棚。本棚のこと。
書庫(しょこ)古い本や貸し出しのあまりない本、同じものが何冊かある本などをしまっておく倉庫。
所蔵(しょぞう)図書館が資料を所有しているということ。
請求記号(せいきゅうきごう)本の背表紙に貼ってあるシールに書かれている記号の総称。通常3段に分かれており、1番上の段が分類記号、2段目3段目が著者記号や巻次などの図書記号を表している。これらをまとめて請求記号という。
製本雑誌(せいほんざっし)雑誌の破損、散逸などを防止するために、数冊をまとめて1冊の本のように製本した雑誌のこと。新刊雑誌など製本されていない雑誌のことは「未製本雑誌」という。
相互貸借(そうごたいしゃく)図書館同士で資料を借りたり、貸したりすること。例としては、A図書館で本を借りようと思ったがA図書館では所蔵していなかった時、その本を持っているB図書館からA図書館が借りてきて、それをA図書館が利用者に貸すことをいう。
逐次刊行物(ちくじかんこうぶつ)新聞や雑誌のこと。日刊、週刊、月刊、季刊、年刊など定期的に出版されるものを指す(不定期の物もある)。同じ題名で継続して出版されているが、○○文庫や××新書といったものは逐次刊行物とはいわない。逐刊(チッカン)と略していうこともある。
電子ジャーナル印刷物として出版されていた雑誌を、電子メディアを用いて出版したもの。オンラインジャーナルともいう。

日本十進分類法

(にほんじっしんぶんるいほう)

日本の一般的な図書館の分類の基本となるもの。ものごとを10に分類し、その1つ1つをさらに10に分類していく。それを繰り返すことで、あらゆるテーマを分類しようというもの。
配架(はいか)図書館の資料を請求記号に従って書架に並べること。
曝書(ばくしょ)本の棚卸し。蔵書点検とも言う。
ブラウジング書架上で本の背表紙を気の向くままにながめ読みしたり、特定の目的を持たずに本を手に取って中身を拾い読みしたりすること。
文献複写(ぶんけんふくしゃ)所蔵資料の一部をコピー機で複写して提供すること。
分類記号(ぶんるいきごう)本を分類するための記号。多くの図書館では『日本十進分類法(NDC)』をもとに分類している。基本的には3桁、細かく分ける図書館では5桁くらいになることもある。左から右に行くにしたがって細かくなっており、左から2桁くらいを知っているとたいていの本にたどり着くことが出来る。
閉架(へいか)書庫に本を置いてある方式。基本的に一般の利用者が自由に本を見ることはできない。OPACなどで読みたい本を調べてから、手続きをへて職員に本を持ってきてもらう。⇔開架
別置(べっち)本の大きさや種類が違うなどで、正規の棚に置けない場合に別の場所に置くこと。例としては、郷土資料や参考図書、大型本、CDなどが正規の棚とは別の場所に置かれることが多い。
メディア情報を伝える媒介となるもの。媒体。例としては、活字・映像・音声・webなどはメディアである。
目録(もくろく)図書館または図書館グループに所蔵されている書籍や資料などの蔵書を、検索用に配列したもの。各資料の目録記入と参照について、タイトルや著者、件名、分類記号と言った各種の標目を検索手段として、一定の順序で配列した物を目録と呼ぶ。
ヤングアダルト本人はもう子どもじゃないと思っているが、周りから見ると大人と呼ぶには早いような微妙な年代の世代を指す。具体的には12~18才ぐらい。児童書も読むが大人向けの本も読んだりするためヤングアダルト向けのコーナーを作っている図書館も多い。
予約(よやく)読みたい本が図書館で所蔵はしているが、現在貸し出中の時、返却された本を確実に借りられるように取り置いてもらう制度を予約という。また借りたい図書施設にない本などを所蔵館から取り寄せるために申し込みをすること。リクエスト、リザーブも同義語。
レファレンス図書館における利用者サービスの一つ。利用者の意向に沿ったより良い情報を提供するためのサポート。
ABC自動貸し出し返却装置。カウンターで手続きしなくてもセルフで借りたい本の貸出、延長、返却の手続きができる機械。
BDS主に図書館で取り入れられているセキュリティシステム。貸出処理をしていない本を持ったまま出入口に設置されたゲートを通ると警告音が鳴るシステム。
BM「Book Mobil」の略称。移動図書館。バスを改造した車に3000冊程度の本を積み込んで、定期的に巡回する。借りることも無い本を取り寄せることもできる。
ISBN「International Standard Book Number」の略称。国際標準図書番号。本を識別する国際的な記号。4つの部分に分かれる10桁の数字と記号からなる。最初のグループは地域を表す。日本は4。次のグループが出版者を表す。その次がその出版者内で出版された本を表す。最後のグループは誤りチェックのための数字か記号。1図書1記号が原則。日本では1981年から使われるようになった。
ISSN「International Standard Serial Number」の略称。国際標準逐次刊行物番号。定期刊行物、新聞や雑誌などの逐次刊行物を識別するために付与されるID番号のことを指す。
ILL「Interlibrary-Loan」の略称。相互貸借。所蔵していない資料を他の図書館から借たり、論文の複写(有料)を取り寄せたりするサービス。
NACSIS-CAT(なくしすきゃっと)国立情報学研究所の提供する目録・所在情報サービスの略称。国内の大学図書館を中心とする図書、学術雑誌についての総合目録データベースを形成するシステム。
NDC「Nippon Desimal Classification」の略称。日本十進分類法。
OPAC「Online Public Access Catalog」の略称。図書館で所蔵する資料の一覧をコンピュータで使えるようにしたもの。図書館で利用者用コンピュータを使って本を探すとき、実際に使っているのがOPAC。インターネット上で使えるようにしている図書館も多く、それはWebOPACという。